葉巻の吸い方/蝶野陶器たばこ専門店--明治17年創業--

外国タバコ/蝶野陶器たばこ専門店

 
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創業明治17年
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優雅で贅沢な時間を・・・
葉巻の吸い方を極めてシガーの似合う男女に。

葉巻の吸い方【1】
カッティング
 
葉巻の吸い方をマスターしてシガーを楽しむ為には、まず頭をカットし、吸い口を作ります。
カットの仕方として、フラットカットやパンチカットがあります。
フラットカット
一般的なのが、ハサミやギロチンカッターなどを使い、葉巻を水平にスパッと切るフラットカットです。追悼

<ハサミでカットする吸い方>
ハサミを、葉巻のヘッドの先から5mm程を目安に入れます。吸い口が大きい程、煙の量が多くなります。
軽い味の葉巻(シガー)を、少し濃い味わいにしたい時には小さめに開け煙の量を少なくするなど、葉巻の吸い方の好みによって、いろいろ吸い口の大きさを変えていきます。

<ギロチンカッターを使った吸い方>
片刃と両刃の2種類があります。どちらのタイプも、葉巻のヘッドを指し込み切り落とすだけなので、とても簡単で力もいりません。携帯にも便利です。

ハサミやギロチンカッターでカットする時に、人差し指で軽くヘッドの先を押さえれば、切り落としが下に落ちません。
葉巻の吸い方【1】カッティング

パンチカット
上の写真のように、細い円柱状のシガーパンチというカッターを使い、葉巻の直径8〜9mmの深さに5mm程度の穴を開ける方法の吸い方を、パンチカットと言います。
吸い口から葉巻の中の葉が落ちる心配がなく、口当たりがよいのが特徴です。
また、コンパクトなので携帯にも便利です。
シガーパンチの大きさには、8mmと9mmの2種類なので、細いシガーには使えません。

シガーパンチを葉巻のヘッドの中央に当て、カッターの刃が5mm程中に入るまで、ゆっくりと捻じり込むように押し開けます。ラッパー部分にだけ穴を開けるのがコツです。

葉巻の吸い方【2】火を点ける
葉巻の吸い方【2】
火を点ける
 
1. 葉巻のフット部(着火面)を近付けてあぶります。
  この時に炎の先端からシガーを1cm程離し、ゆっくりと回しながら均一にあぶるのがコツです。
2. 黒くなるまで十分にあぶる。
3. 吸い方は、口に加えシガーを回転させながら、ゆっくりと小さく数回吸い込む。
4. フット部から炎が出始めたら完了。

マッチ・シダ−片・ライターなどを使います。

マッチ シダ−片 ライター
シガーの香りを損なわない為に、匂いの強い硫黄マッチは避け、シガー専用のマッチを使えば、匂いが少なく、シダ−の木を使っているため、より深いシガーの味わいが楽しめます。 シガーボックスの中の、シガーを覆っている板を細く割った物です。
硫黄の強い普通のマッチしかない場合は、これに火を移してから、シガーに火をつけるとよいでしょう。
乾燥し過ぎたシダ−片だと一気に燃えてしまうので、シガーと一緒に保管しておいたものがベストでしょう。
独特な強い匂いのオイルライターは避け、無臭のブタンガスやフリントガスのライターを使いましょう。
バーナー式のライターは、炎の大きさを調整する事が出来、便利です。
マッチに比べて火の勢いが強いので、早く着火します。
手順はマッチと同じです。
着火面に対して垂直にライターを構え、炎が均一に当たるようにします。

葉巻の吸い方【3】持ち方とくわえ方
葉巻の吸い方【3】
持ち方とくわえ方
 
シガーの持ち方にルールはありませんが、最も一般的な持ち方として、ビリヤードのキューを持つように親ゆびと人差しゆびで持ち、中ゆびで支える持ち方や、親ゆび、人さしゆび、中ゆびの3本でシガーを支える持ち方があります。

吸い口は濡らさない、シガーをくわえたままにしないように注意しながら楽しみます。
      

葉巻の吸い方【4】味わう
葉巻の吸い方【4】
味わう
 
シガーは肺まで煙を吸い込まない口腔喫煙です。
口に煙を含み、ゆっくりとそれを転がすようにして味わい、優しく吐き出します。

1分間にひとふかしとも言われているように、口の中に広がる柔らかで微妙な煙を、ゆっくりと時間をかけて楽しみます。


正しい葉巻の吸い方で優雅な時間をお楽しみください。

その他

+撮影協力+
 シガーマネージャー: 木花和美
 シガーアドバイザー: 蝶野裕子
 光洋社スタジオ&カメラ

+撮影場所+
 スペイン料理SIBARIS

葉巻の吸い方のコツ  

・灰を落とすコツ
灰が2〜3センチの長さになった時に、ひとふかししてシガーの温度をあげれば、灰皿に置いた時に自然に落ちます。

・途中で消す場合
火を消した後で息を吹いてシガー内部の煙を出し、そのままか、あるいは、灰の約1cm手前でカットしてアルミケースなどに入れ、出来るだけ時間をおかずに再び火を点け楽しむようにします。

・保管方法
温度と湿度を一定状態に保つようにします。
温度18〜20℃、湿度70%が最適だと言われています。
「ヒュミドール」と呼ばれる保湿箱や、シガーの専門店にある保管庫を利用するとよいでしょう。


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